「私、女の子だからバカでごめんね」という小学生

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先日、小学低学年の子に教えていた時に、その女の子がこう言いました。

「私、女の子だからバカでごめんね」と。

正直ゾッとして、聞き返しました。

「女の子だからバカってどういうこと?」って。

すると、

「お母さんがよく言っているよ。女の人は男の人より頭わるいんでしょ?」と、答えてくれました。



このような風潮がまだ日本にある事にゾッとします。
特に子どもが、自分自身を「女だから私は馬鹿なんだ」なんて思い込んでしまうのは、本人にとって良いとは思えません。
恐ろしい話です。
(その子には、女性の方が入試の点数とか全然高いし、君もプログラミングがんばれてるし、とっても賢いよと伝えましたが)


もし、そのような発言をされている方がいれば、絶対にやめた方が良いと思います。
日本は女性が家庭を守り、男性が働く、という古い価値観がずっと続いていたので、女性が勉強する機会、必要性が少なかっただけです。
男女の知能差については色々な研究があり、結果も様々ですが、男性が頭が良いと断言できるような結果はありません。
脳の大きさは男性の方が大きい傾向がありますが、大脳皮質は女性の方が厚かったりと、科学的に見れば知能に男女差はほぼないというのが定説です。

また大学の合格率は、理学部、医学部以外の学部ではすべて女性の方が高い傾向があります。
文系、理系、問わず女性の方が高いのです。
医学部に関しても女性の方が合格率は低いものの、医師国家試験に関しては女性の方が合格率が高く
「医学部はわざと女性を減らしているのではないか?」と昔から言われていたところ、2018年に実際に「女性というだけで減点をしていた」ことが発覚しました。
その後もまだ完全になくなっているかは怪しいと言われています。参考→https://www.tokyo-np.co.jp/article/2981

「女性は結婚や、出産で現場からいなくなるから」というのが理由ですが、それは「男性は育児休暇をとらない」ことなどを前提にしており、あまりにも古い体質がこびりついているのがわかります。
もちろん、現実的に育児出産で人出がなくなるのが困るのはわかりますが、それはそもそもの体制やシステムが悪いからそうなるのであって「出産育児が悪い」のではありません。
改善する方向性を間違っているから、いつまで経っても改善しないのです。
(これは医学会だけじゃなく、いろんな業界に言えますが)

プログラミングに関しても、男の子の方が理解が早いとか、まったくありません。
個人差は大きい分野ですが、男女差はまったく感じません。

「女性だから」とか「男性だから」とか言う昭和の匂いがプンプンする古くさい感覚は、すぐ便所に流してください。
私達、昭和の人間はどうしても捨てきれてない部分があるのはわかりますが、子ども達や、未来に引き継ぐべきではありません。
負の遺産です。
本当にやめましょう。